心と身体にやさしいコラム

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カルシウムと骨

私たちの身体の中のカルシウムは体重の1.5〜2.0%で、成人では約1kgあります。そして、その99%は骨や歯として、リン酸やマグネシウムなどと結合して存在しています。 そこで「カルシウムといえば骨」となるのです。残り1%のカルシウムは血液や筋肉の中に含まれ血液をアルカリ性にしたり、血液の凝固作用や心筋の収縮に関係したりします。このようにカルシウムは骨を作る以外にも、 身体全体をスムーズに機能させる働きがあります。

骨は一度作られたら全く変化しないように思われがちですが、常に古い骨は壊され、新しい骨が作られています。そして骨はこのように入れ替わりながら、より強い骨を形成していきます。 しかし、カルシウムが不足すると、各組織にまず必要なカルシウムを補うために、骨から血液中にカルシウムを溶かして使うので、新しい骨の再生が追いつかなくなります。このような状態が続くと骨がもろくなり、疲労骨折にもつながります。 また、女性では急激に体重を減少させると女性ホルモンの低下につながり、月経異常を引き起こすことがありますが、女性ホルモンの低下は骨をもろくする原因につながるので、十分な注意が必要です。

上図に、加齢による骨量の変化を示しました。この図から、30歳代をピークに骨の量は自然に減っていくことがわかります。スポーツ選手はもちろんのこと、一般の人も、いかに若いときに最大骨量を高めていくことが重要となります。カルシウムは食品から手軽に取り入れることができます。 例えば、牛乳は50%、小魚は30%、野菜類は17%がカルシウムとして身体に吸収されていくわけです。なるべく日常の中からカルシウムを取ることをこころがけたいですね!

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